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開業後、数か月のクリニックがイメージ戦略で人気クリニックに
2021.10.08
患者さんに好かれ、人気になるクリニックとは、どんなクリニックでしょうか。
激戦区では特に、少しの差が大きな差へ繋がることがあります。
3年前に開業したMクリニックは、周りに多数のライバル医院がある中で、開業後半年も立たないうちに人気の医院に成長し、業績を伸ばしました。
その成功の秘訣は、院長がこだわった「イメージ戦略」にあります。
今回は、そんなMクリニックの「イメージ戦略」の成功例をご紹介しましょう。
クリニックをいつでも居心地の良い空間に
カフェを思わせる落ち着いた雰囲気のMクリニックは、医院の外観や内装にこだわっています。
体の調子が悪い時は気分も落ち込みがちですが、落ち着いた居心地の良い空間とすることで、患者さんの不安を和らげてくれる効果が期待できます。
クリニックには高齢の患者さんも多く来院されるようですが、「このお洒落な空間にいると自然と姿勢も良くなって、若くなった気持ちになれる」と好評です。
また、外観や内装における居心地の良さだけではなく、スタッフ対応による居心地のよさも大切にしています。
スタッフへの教育では、全スタッフに接遇研修を受講してもらい、新規採用したスタッフにも基本マナーの研修参加を義務付けています。日々の業務の中でも挨拶に重点を置き、声と表情によるコミュニケーションを心がけています。
そしてクリニックで重要な清潔感にも気を配り、スタッフ全員が毎日清潔な白衣を身につけ、化粧や髪型にも十分に配慮しています。
これらの施策によって、Mクリニックでは、入った瞬間から待ち時間、診療時間、そして会計を済ませるまで、居心地の良い空間で適時に心のこもった声かけがあり、適切な誘導によって、戸惑ったり慌てたりすることもなく、心地よく過ごすことができることを、患者さん皆が感じています。
患者さんごとに対応を変化させる細かな配慮
更に驚いたのは、「患者様にあわせて、言葉も変えているんですよ」というスタッフの一言。
患者さんの話し方や年齢や雰囲気によって、方言を用いたり、標準語で対応したりと、使い分けているのだそうです。
標準語は時には冷たい印象を受ける場合もあるので、強い方言を話される患者さんと話す時はこちらも方言を、逆に、強い方言は特に若い世代には抵抗感を感じる方もいらっしゃるので、そういう患者さんには標準語を…と、常に意識して言葉を選んでいます。
同時に、話す声の大きさも、相手に合わせて変えるようにされているそうです。
細かな配慮ですが、こうした積み重ねがMクリニックの患者さん対応の基本であり、「通いたくなるクリニック」となるようです。
クリニック経営におけるイメージ戦略の重要さ
このような、患者さんに応じたカスタムメイドな対応が、クリニックの最終的なイメージを築き、個性となり、それが患者さんの安心感や信頼感につながっているのだと感じました。
今回は、イメージ戦略で成功を導くMクリニックの事例をご紹介しました。
この他にも、イメージ戦略を視野に入れたクリニック経営の記事がございますので、こちらも併せてご覧ください。
イメージ戦略を視野に入れたクリニック経営についての記事
「親子はみがき教室」で地域に密着した歯科医院
クリニック経営における小さなお子さん連れの患者さんへの配慮
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税理士法人レガート 税理士 服部誠
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