相続税申告・節税・税務会計顧問(東京・銀座)税理士法人レガート

税理士法人レガート

相続税申告・節税・税務会計顧問(東京・銀座)税理士法人レガート

相続税申告・節税・税務会計顧問(東京・銀座)税理士法人レガート

税理士法人レガート

初回面談無料 お気軽にお電話ください

平日 09:15~18:00

0120-955-769

Zoom面談受付中メールお問い合わせ

メールお問い合わせ

お知らせ・ブログ

News&Blog

税務調査の前にやっていること

2012.08.18

税理士法人レガートの“税務調査ブログ”。(Vol.14)

 

■税務調査の前にやっていること

税務署で税務調査先に選んだからといって、調査官が何も準備せずに税務調査に

臨むわけではありません。多くの会社がある中で、わざわざ税務調査先に選んだわ

けですから、税務調査で調べたい事項があるのです。

 

税務調査の前にまず調査官がやっていることは、申告書など提出した資料を細か

くチェックすることです。やはり、提出した書類・資料が大事だというわけです。

これだけで調査官の事前準備は終わりません。税務調査の前に、「内観調査」と

「外観調査」が行われるケースもあります。

 

内観調査とは内偵調査とも呼ばれるもので、特に現金商売の事業者に行われます。

飲食店であれば、調査官は事前にご飯を食べに来ていると考えた方がいいでしょう。

内観調査では主に、客数や客単価、従業員数、出前があるかどうかの確認の他に、

現金の動きをチェックされます。会計時に、レジを打っているのかどうか。レジで

商品名などを打たずに現金箱のように扱っている店舗も数多くありますが、これは

要注意です。調査官からすると、「これでどうやって正しく売上を把握しているん

だ?」と事前に疑われる可能性が大です。

 

また、調査官が内観調査で支払った現金が、税務調査のときにどこにあるのかを

調べることもあります。映画「マルサの女」でもこんなシーンがありましたが、調

査官は目印をつけておいた1万円札で支払いをし、税務調査のときにその1万円札

を調べるのです。現金商売では、レジから売上のお金を抜くことも簡単なので、そ

こまでチェックしているのです。店舗を経営している会社は、いつ調査官が内観調

査に来ても疑われないように、普段から現金の取り扱いをきちんとしていることが

重要です。

 

また、外観調査が事前に行われている可能性もあります。外観調査とはその言葉

通り、外から見られているのです。店舗を営んでいると、外から客数を数えていた

りします。また、社長の自宅をチェックされることもあります。これは社長の生活

状況をつかむことが目的ですが、会社の資産になっている車が自宅に置かれていな

いかどうかも見られているのです。

 

最後に、最近では調査官が会社のホームページは当然ながら、社長の個人ブログ

をチェックしたり、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアも見ら

れている可能性もあります。税務調査の連絡が入ったときだけではなく、税務署に

疑われるようなネット上の書きこみなどは控えるべきでしょう。

 

(つづく)

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

税理士法人レガート 税理士 服部誠

税理士法人レガートは、中央区銀座より様々な情報発信をしております!
税務に関するご相談、税理士をお探しのお客様は、お気軽にご連絡ください。
詳しくは「税理士法人レガート公式サイト」をご覧ください。

よく見られている記事