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法人化の節税
2017.01.17
個人事業を法人化すると節税になる、という事はよく知られていますが、その最大のポイントは『給与所得控除』にあります。これを図解にしてみましょう。
分かりやすいように、10,000千円の個人所得が出ている場合で、法人化したらどうなるか計算してみましょう。
≪・・個人の場合・・≫ ≪・・・・・・ 法 人 の 場 合 ・・・・・・ ≫
個人課税 |
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法人課税 |
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個人課税 |
利益10,000千円 |
社長給与 9,000千円 |
給与所得控除 △2,100千円 |
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差引6,900千円 |
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利益1,000千円 |
× 税率 ↓ 税金1,842.5千円 |
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× 税率 ↓ |
× 税率 ↓ 税金350千円 |
税金3,119千円 |
税金合計 2,192.5千円 |
上記のように、法人化した場合、法人課税では社長給与が経費になり、残りの利益が課税されます。そして、社長給与は『給与所得控除』が引かれた残りに所得税住民税が課税されます。
『給与所得控除』が引かれることにより、所得税の税率も下がることで全体の税金が安くなります。この控除により、(3,119千円-2,192.5千円)=節税額 926,500円が生まれるのです。でもそれだけではありません。
詳細につきましては、次回に続きます。
税理士法人レガート 税理士 土田拓己
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